Classici giapponesi con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate
巾の七八間もある大瀑がドーッドッと岩に当って砕けちる水音。林の蔭に付いて下る道があります。気味の悪い処にさいかち橋が架けてあります。これを渡ると直ぐ山田村、近道で其の小坂の処に庚申塚があります。そこまで来ると車を下して、
峯「若衆大きに御苦労だのう、骨が折れても急いで遣ってくんねえな、十時までに中の立場まで往こうじゃアねえか」
車夫「何しろ昨日沢渡までの仕事で、甚くバアーテルから、女客でも何うもとても挽けねえよ」
峯「挽けねえたってお前どうするんだ」
車夫「此処で若衆暇ア貰いてえものだ」
峯「戯けちゃアいけねえじゃアねえか、此処まで来て、此処じゃア立場も無え、下沢渡へ別れ道の小口まで往きねえな、彼処へ往けば又一人や二人帰り車も居るだろうから、此処じゃア何うもしようがねえやな」
車「どうもしようがねえたって、挽けねえものア仕かたがねえ、今朝から渋川の達磨茶屋で疲れて寝て居たんだ、其処を帰って又来たが、身体がバーテルでどうも……」
峯「馬鹿にしちゃアいけねえ、そんなら何故中の条の木村屋で左様云わねえ、木村屋で挽けませんと云えば他の車を頼もうじゃアねえか、からかっちゃアいけねえぜ、東京者だって東京ばかりの車を挽くんじゃアねえ、此地え来て渋川で一円に一升の仲間入をして居る