Classici giapponesi con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate
岩「私だけは歩くから好いよ……お前さまはさぞお厭でございましたろう」
藤「私は恟りして、怖いから何うしたら宜かろうかと思ったが、岩や、お前歩けるかえ」
岩「えゝ私はもう宜しゅうございます、二里や三里は歩けますからお前様さえお乗せ申せば宜しゅうございます」
藤「山道だよ」
岩「いゝえ宜しゅうございます、歩けますから」
藤「お前疲れると」
岩「いえ大丈夫で」
峯「まア一服遣りましょうから、もう是からは遠くもねえ道でござえますから」
藤「峯松さん、さぞお疲れで私のような者二人を連れて来てお厭でしょう」
峯「私は心配な事はありませんが、まア早くお連れ申して旦那にお会わせ申そうと思って、私も骨を折るのでどうか…へえ」
マッチを摺ってパクリ/\と火をうつし烟草を喫んで居ながら、
峯「実はねえ草臥れました」
岩「さぞお疲れだったろう、貴方にも種々お世話になったから、どのようにもお前様に願ってお礼も致します、誠に御親切なお方だと云ってお喜びで」
峯「いえ、もうお礼も何も入りません、旦那も待ってるものだから早くお会わせ申してえと思って何したので……えゝ、貴方、もしお岩様え、礼を為ようと仰しゃるなら…」