Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

荷物を引っ浚って何処かへ逃げやがったのだ」

幸「へえ、成程、私の方でも昨夜賊難に遇いまして、是から其の届けを致そうと存じ、騒ぎをやってるのでげすが、兎に角斯う致しましょう、ねえ由さん、此処から使を遣って伊香保の木暮八郎の手代と渋川の達磨茶屋の主人を呼びましょう、幾ら金がかゝっても仕方がないから」

由「然うでございますとも」

と直に手紙を認め、早速来てくれるようにと申して遣ると、木暮八郎方の番頭も参り、達磨茶屋の亭主も来ましたから、打連れ立って原町の警察署へ参りまして、段々調べになりますと、全く車夫の峯松と杢八という渋川から従いて参った処の悪車夫二人にて人を殺し、鞄と荷物を引っ浚って逃げたに相違ない事が判然いたしました。されども其の者等の行方は未だ知れませんが、全く知らん車夫ゆえ橋本幸三郎は宜い塩梅に身遁れは出来ましたが、是がために二週間ばかりと云うものは頓と出るも引くも出来ませんで、空しく湯治を致して居りました。

幸「あゝ案外つまらん目に遭った、併し東京に帰るに付いて他に土産もないから」

と前々思いを掛けました彼の鈴木屋と云う料理茶屋の働き女おりゅうを五十円で身請を致しました。