Classici giapponesi con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate
茂「それは然うでも有ろうけれども、お祖父さんに内証でお母に逢い、一言詫がしたいんだ、お父さんは最う悉皆眼が覚めて、本当に辛抱人に成ったと然う云って、ちょいとお母さんを呼んで来てくれ」
布「だってお祖父ちゃんに叱られるもの、愚を極めた者に逢うと此方も愚になるから逢うなと然う云ったもの」
十三
茂「お前は俄かに怜悧に成ったの、年が往かなくって頑是が無くっても、己が馬鹿気て見えるよ、ハアー衆人に笑われるも無理は無い」
と差俯向き暫らく涙に沈み居たるが、漸く気を取直して面を擡げ、袂から銭入を取出し、
茂「こゝにお銭が有るからお前に遣る、もう私は要らないから是だけ悉皆お前に遣るから、これをお父さんの形見だと思って、これでお母さんに何か買って貰いな」
布「イヤー大変にくれたね、今までは何処へ往ってもお土産を買って来てくれた事は無いが、そのお銭は皆な芸妓に入り揚げちまって、女郎買の糠味噌が何うとか為たって然う云ったよ、今度坊にお銭をくれるようではお父さんも辛抱人に成ったんだろう」
茂「お祖父さんに然う云ってはいけないよ、お父さんの来た事が知れると、あの通りやかましいから、お祖父さんに内証でお母を呼んでくれ、私に逢ったと云うではないよ、あのざまの処から、内証で呼んでくれ」