Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

お方は御退屈になりますから、直に続きを申上げます、足利の江川村で茂之助が女房に別れるとき、横浜へ行くからお父さんに内証で脇差を持って来てくれと頼みました。これは恨み累なるお瀧と松五郎を殺して、自分は腹でも切って死のうと云う無分別、七歳になります男の子と生れて間もない乳呑児を残し、年取った親父や亭主思いの女房をも棄て死のうと云う心になりましたが、これは全く思案の外、色情から起りました事で、此の色情では随分怜悧なお方も斯様になりますことが間々あります。女房おくのは夫茂之助に別れる時に、何うも様子が変で、気になってなりませんから、万一して軽躁な事をしてはならぬと、貞女なおくのでございますから、一歳になりますおさだと申す赤児を十文字に負い、鼠と紺の子持縞の足利織の単物に幅の狭い帯をひっかけに結び、番下駄を穿いて暮方から江川村を出まして、猿田の松五郎の宅へ参りました。見世は片付けて仕舞い、縁台も内へ入れて一方へ腰障子が建って居ります、なれども暑い時分でございますから、表は片々を明け放し、此処に竹すだれを掛け、お瀧が一人留守をして居りますと、門口から、