Classici giapponesi con furigana
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せいしゅんのいきのあと
青春の息の痕
倉田 百三
Leggi 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) di 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 127.338 caratteri · 254 schermate
東京の春はそんなにプレザントなものではありますまいね。休暇にはどうなさいますか、当地もこの数日は風がはげしくて不安な天候でしたが、今日は晴れやかな暖かないいお天気でした。山を焚く煙が青い空に昇ってるのがたいへん爽やかな感じを与えます。この手紙は私のことばかり書きましたが、それは久しく無沙汰したので私の様子を知りたいとあなたがたが思っていて下さると考えたからでした。宿もきまり心もおちつきましたからこれからはたびたび便りいたします。絵葉書はけっしてよくできてるとは思いませんけれど別府の絵ですから送ります。「青と白」はまだ妹が読んでいますからいま少し待って下さい。妹が読んでしまったら書留めで返送いたします。(久保正夫氏宛 三月十九日。別府温泉より)
ヘレン・ケラーの事
私の手紙に行き違いにあなたのお手紙が参りました。私のことを自分のことででもあるようによく考えてくださいました。私も無理に東京に出なくてもよろしいのですけれど、自分らと尊い営みを共にする人々と、朝夕往復のできるようなところに住みたく思いました。しかしあなたのおっしゃるように東京に行ったとて心のおちつくわけでもありません。