Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
あごじゅうろうとりものちょう
顎十郎捕物帳
久生 十蘭
Leggi 顎十郎捕物帳 (あごじゅうろうとりものちょう) di 久生 十蘭 (ひさおじゅうらん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 11.960 caratteri · 24 schermate
そもそも暗闇祭というのは神霊の降臨は、深夜、黎明が発する直前にあるという古礼によるもので、有名なものでは、遠江見附町の矢奈比売天神の闇祭とこの武蔵府中の六所明神の真闇祭。
この社は武蔵大国魂神を祀ったもので、そのほかに、東西の六座に、秩父、杉山、氷川などの武蔵国内の諸神を奉斎する由緒のある宮。
例祭は五月五日で、前祭として五月二日にお鏡磨祭、同三日には競馬祭、同四日に御綱祭がある。
やがて子の刻間近くなると、道清の儀といって、御食、幣帛を奉り、禰宜が腰鼓羯鼓笏拍手をうち、浄衣を着た巫二人が榊葉を持って神楽を奏し、太刀を佩き胡を負った神人が四方にむかって弓の弦を鳴らす。
さあ、もうそろそろ始まるぞと思っているうちに、動座の警蹕を合図に全町の灯火がひとつ残らずいっせいにバッタリと消される。
日暮れまではいい天気だったが、夕方から風が出て雲がかかり、星の光も見えないように薄曇ってしまったので、鼻をつままれてもわからないようなぬば玉の闇。本殿から仮宮までの十町の道には、一間幅にずっと白砂が敷いてあるので、道筋だけはようやくわかるくらいなもの。
いよいよ丑の上刻となれば、露払い、御弓箭、大幡、御楯、神馬、神主を先頭に禰宜、巫、神人。