Classici giapponesi con furigana
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めしまつま
飯待つ間
正岡 子規
Leggi 飯待つ間 (めしまつま) di 正岡 子規 (まさおかしき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 59.525 caratteri · 126 schermate
かようの秘密がいくつとなくこの墓地の中に葬られて居るであろうと思うと、それを聞きたくもあるし、自分のも話したいが、話して後にもし生き還ると義理が悪いからやはり秘密にしておくも善かろう。とにかく今日は艶福の多い日だッた。……………………日の立つのは早いもので最う自分が死んでから一周忌も過ぎた。友達が醵金して拵えてくれた石塔も立派に出来た。四角な台石の上に大理石の丸いのとは少としゃれ過ぎたがなかなか骨は折れて居る。彼らが死者に対して厚いのは実に感ずべき者だ。が先日ここで落ちあった二人の話で見ると、石塔は建てたが遺稿は出来ないという事だ。本屋へ話したが引き受けるという者はなし、友達から醵金するといっても今石塔がやっと出来たばかりでまた金出してくれともいえず、来年の年忌にでもなったらまた工夫もつくであろうという事であった。何だか心細い話ではあるがしかし遺稿を一年早く出したからって別に名誉という訳でもないから来年でも出来さえすりゃ結構だ。しかし先日も鬼が笑って居たから気にならないでもないがどうせ死んでから自由は利かないサ ただあきらめて居るばかりだ。時に近頃隣の方が大分騒がしいが何でも華族か何かがやって来たようだ。