Classici giapponesi con furigana
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がいこつとうのだいぼうけん
骸骨島の大冒険
山本 周五郎
Leggi 骸骨島の大冒険 (がいこつとうのだいぼうけん) di 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 16.922 caratteri · 35 schermate
轟然二発のピストル
「じゃ頼んだよ――」龍介はひくい声で囁いた。
「今夜の招待会は、ことによると面白いことになるかも知れないんだ。いいかね、メトラス博士の部屋は二階の五号、そらあの左から三番目の明るい窓がそうだ。よく見張っていてくれたまえ」
「よござんすとも春田さん!」拳骨壮太は胸を叩きながら答えた。「見張の方は引受けやした。しばらく拳骨を使わねえから、腕が呻って仕方がねえんです。どうか喧嘩でもできるようにしておくんなさい」
「わざと喧嘩をする奴もないが、ことによると君の拳骨を頼むかもしれないよ」龍介は笑って、妹の方へ、振り向いた。
「じゃあ文ちゃんも見張りのお手伝を頼んだよ」
「え、大丈夫、行ってらっしゃい!」
文子は頬笑みながら兄の手を握った。
龍介は大股にホテルの方へ急ぐ。二人は並木のかげに身をよせて、じっとメトラス博士の窓を見守るのであった。
轟然二発のピストル
龍介がホテルへ着くと、礼服を着た立派な三人の外国人が出迎えて、叮嚀にメトラス博士の室へ案内した。
部屋にはもう立派に食卓の準備ができていて、三人の紳士はすぐに龍介を卓子へ導いた。
「しばらくどうぞ。唯今すぐ博士がみえますから」