Classici giapponesi con furigana
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あゆのくいかた
魯山人の食卓
北大路 魯山人
Leggi 魯山人の食卓 (あゆのくいかた) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.022 caratteri · 115 schermate
つまらないものを食って、一向気にしない人間を見ると馬鹿にしたくなる。私は今でも自炊している。三度三度自己満足できない食事では、すますことができないからだ。美食の一生を望んでいる。傾聴すべき食物話が乏しくなったことは晩年の私を淋しがらせる。この点でも私は孤独だ。
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料理研究家と称される人々が昨日に今日にテレビで料理講習をやっている。美味と感ずるもののなかで視覚にたよるものが大な料理なのに、テレビ料理に出てくる先生というのが、調理するのに腕時計・指輪をはめたまま、ひどいのになると、ご丁寧にも爪紅までしている。こんなのを見ると、食欲減退である。それに料理研究家が揃いも揃って爺さん婆さんなので、テレビで大写しにされる手が、これまた揃いも揃って薄汚い。料理はもともと理を料ると書く通り、美味い不味いを云々するなら、美味の理について、もっと深く心致さねばなるまい。
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「綺麗に盛りつけます」という言葉に誘われて、食器はと見れば、これまたガラクタばかり。食器は料理の衣裳だということを、ご婦人講師さんとくとお考えあれ。
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衰える食器。今日、大方の日本料理がわれわれに満足を与えない状態にある。