Classici giapponesi con furigana
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こくしかんさつじんじけん
黒死館殺人事件
小栗 虫太郎
Leggi 黒死館殺人事件 (こくしかんさつじんじけん) di 小栗 虫太郎 (おぐりむしたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 296.741 caratteri · 584 schermate
の全音符を表わす楽譜の鍵を強く打ち、その音が止んだ頃に音名「一点ハ」の全音符を表わす楽譜の鍵を押さえた指を離すと、それからは妙に声音的な音色で、音名「一点ハ」の全音符を表わす楽譜の音が明らかに発せられる。無論共鳴現象だ。つまり、音名「い」の全音符を表わす楽譜の音の中には、その倍音すなわち二倍の振動数を持つ音名「一点ハ」の全音符を表わす楽譜の音が含まれているからなんだが、しかしそういう共鳴現象を鐘に求めるということは、理論上全然不可能であるかもしれない。けれども、それからまた要素的な暗示が引き出せる。と云うのが、擬音なんだよ。熊城君、君は木琴を知っているだろう。つまり、乾燥した木片なり、ある種類の石を打つと、それが金属性の音響を発するということなんだ。古代支那には、編磬のような響石楽器や、方響のような扁板打楽器があり、古代インカの乾木鼓やアマゾン印度人の刃形響石も知られている。しかし、僕が目指しているのは、そういう単音的なものや音源を露出した形のものじゃないのだ。ところで君達は、こういう驚くべき事実を聴いたらどう思うね――。孔子は舜の韻学の中に、七種の音を発する木柱のあるのを知って茫然となったと云う。