Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いたずらこぞうにっき

いたずら小僧日記

佐々木 邦

Leggi いたずら小僧日記 (いたずらこぞうにっき) di 佐々木 邦 (ささきくに) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 63.226 caratteri · 128 schermate

Aozora Bunko

若し此が悪いと言うなら、クリスマスの支度をするのは皆悪かろう。斯ういう理窟も知らないで、唯頭から叱ればいいと思っている。それよりか早く左官屋を呼んで来て、一間四方ぐらいの煙突を拵えればいいんだ。手を火傷したり叱られたり真正に馬鹿馬鹿しい。

朝から頭痛がして喉が苦しくて困った。それで学校は休む事にした。多分ジフテリヤだろうとお母さんはお薬をくれた。少し様子を見て若し悪いようなら森川さんを呼ぶ積りだった。けれども九時頃には全然直ってしまったから乃公は遊びに出掛けた。

忠公を誘ったら、お母さんが出て来て、怖い顔をしながら、忠坊は頭痛がして喉が苦しくって寝ていると言った。まるで乃公の所為のようだ。それにしても忠公は仕様のない奴だ。もう九時過ぎている。約束を守らないと信用がなくなるぞ。

それで仕方がないから乃公はお春さんの家へ行った。遊びにお出で位の事を言っても罰は当るまいに、お春さんも森川さんもよくよくな人だ。恐らくは天地が崩れても其んな事は言わない積りなのだろう。

けれども思ったよりお春さんは好遇してくれた。お菓子でも何でもドシドシ出してくれる。けれども何うしたのか、姉さんは森川さんと余り口を利かない。