Classici giapponesi con furigana
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かいじんにじゅうめんそう
かいじん二十めんそう
江戸川 乱歩
Leggi かいじん二十めんそう (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.
N5 · base · kanji e kana moderni · 9031 caratteri · 19 schermate
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こんなでんわをかけるのは、あいつにきまっているじゃありませんか」
「えっ、あいつだって。それじゃ、きみは二十めんそうだな」
「そうだよ、おきのどくさま。きみのたいせつにしているえは、みんなちょうだいしたよ」
「えっ、ちょうだいしたって。わたしのへやのえは、一つもなくなっていないよ。ははは」
「ははは、きみの目もあてにならないね。あれは、みんなにせものだよ。
小林もにせもの。少年だんいんやけいじもにせもの。みんな、おれの子分だったのだ。
夜中に、本もののえをはずして、にせものとはめかえて、本もののほうをもち出してしまったのさ」
「えっ、あれがみんなにせものだって」
石村さんは、びっくりして、へやへとんでいって、ひとつびとつよくしらべました。
「あっ、やっぱりそうだ。本ものとそっくりにかいてあるが、みんなにせものだ」
石村さんは、まっさおになっていいました。
それにしても、小林くんまでにせものとは、いったいどんなやり方をしたのでしょうね。
3
二十めんそうは、石村さんのえを、ぜんぶにせものととりかえて、ぬすんでいってしまいました。
そこにいた六人のけいじと、小林くんと少年たんていだんいん六人がまもっていたのですが、それが、みんな、二十めんそうの子分のへんそうしたにせものだったのです。