Classici giapponesi con furigana
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それから
それから
Leggi それから di Natsume Sōseki (夏目 漱石) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 172.794 caratteri · 347 schermate
その原因で婆さんと門野とは頗る仲が好い。主人の留守などには、よく二人で話をする。
「先生は一体何を為る気なんだろうね。小母さん」
「あの位になっていらっしゃれば、何でも出来ますよ。心配するがものはない」
「心配はせんがね。何か為たら好さそうなもんだと思うんだが」
「まあ奥様でも御貰いになってから、緩っくり、御役でも御探しなさる御積りなんでしょうよ」
「いい積りだなあ。僕も、あんな風に一日本を読んだり、音楽を聞きに行ったりして暮していたいな」
「御前さんが?」
「本は読まんでも好いがね。ああ云う具合に遊んでいたいね」
「それはみんな、前世からの約束だから仕方がない」
「そんなものかな」
まずこう云う調子である。門野が代助の所へ引き移る二週間前には、この若い独身の主人と、この食客との間に下の様な会話があった。
「君は何方の学校へ行ってるんですか」
「もとは行きましたがな。今は廃めちまいました」
「もと、何処へ行ったんです」
「何処って方々行きました。然しどうも厭きっぽいもんだから」
「じき厭になるんですか」
「まあ、そうですな」
「で、大して勉強する考えもないんですか」
「ええ、一寸有りませんな。