Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

ぼたもち

ぼたもち

三好 十郎

Leggi ぼたもち di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.324 caratteri · 31 schermate

Aozora Bunko

この夏中で十五六度もだ。ふんづらまえてやろうと思つて、アゼのかげに、寝て待つていた事もあるが、そういう晩は来やがらねえ。餓鬼い使つて探偵しているだから、俺が待つてるの、わからあ。そんなに俺んちが憎ければ、なんで、へえ、おおつぴらに俺とこさやつて来て、この頭あ、ゲンノウでもつて叩き割らねえ? その方が、よつぽどマシだあ。

せん ほんになあ! タンボの虫と言われた喜十さんだからなあ、そう思うのも無理あねえよ!

りき 阿呆ぬかせ、頭あ叩き割れば、それこそ、おつ死ぬべし!

喜十 阿呆だ俺あ。タンボの事知つてるだけで、ほかの事あカイモク知りやせん。金五郎が、んだから、俺のこと馬鹿にしても異論は無え。……、なんで、俺のタンボから水う取り上げようとさらすんだ? よ? それ聞こうでねえかい! (ドンドンと、畳を叩く)

森山 まあさ、そうイキリ立つても、金五郎は、此所にやいねえ。

喜十 だつてそうでねえか! 戦争すんで農地改革つうので、爪に火いとぼすようにして、金え拵えてよ、もとの入会分譲してもらつて、やつとまあ、これで小さいながら田地持ちの百姓だと、お前さま、勇んで稼いでるもんに、こんな事する奴、鬼だねえか!