Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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キリストきょうにゅうもん

キリスト教入門

矢内原 忠雄

Leggi キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.257 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

それから足を抜くためには、どうしても生命の身代金を払わなければならない。生命を前借しているんですから、それをあがなうためには生命を差し出すよりほかない。しかるに自分の生命を払ってしまえば、それでもうおしまいでありまして、罪に対して生命を払うということは、罪の奴隷として死んでしまうということなんです。私どもがそういう抜き差しならぬところに追い込まれた時に、キリストが私どもに対して、「お前の身代金を払った」とおっしゃったのです。そしてそれはことばの上だけでなく、それを示す事実があるのです。その事実とはキリストの十字架なんです。キリストは十字架の上で死なれた。十字架は死刑の罪を犯したものに対する罰なんです。私どもが受けるべき罰をキリストが代わって受けてくれた。私どもが死ぬべきものをキリストが死んでくれた。私どもが罪を背負っていたのに、私どもの罪の重荷・罪の刑罰をすっかりキリストが引き受けてくれて、十字架の上で死なれた。それで我々の罪に対して払うべき計算がすっかり払われてしまったことになって、我々の身は自由になった。これが十字架の福音です。この福音を信ずるのが、キリストの十字架による罪のあがないの信仰なんです。