Classici giapponesi con furigana
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じぇみいのぼうけん
ジェミイの冐険
片山 広子
Leggi ジェミイの冐険 (じぇみいのぼうけん) di 片山 広子 (かたやまひろこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 4297 caratteri · 9 schermate
あのむすめはつんぼのおしで何もできはしない。私のこのコップの水を三てきだけ飮ませれば、すっかりなおるんだけど、ジェミイはそんなこと知らないんだ。」
ジェミイは心がおどるようで、内にはいって行くと、妖精たちは声をあわせて歓げいした。
「ジェミイ・フリールがきた! ようこそ、ジェミイ、よくきてくれた!」その歓げいの声がしずまると、小人の女がコップをだした。
「ジェミイ、私たちの健康を祝って、このコップから飮んでね。」
ジェミイはコップを取るがはやく入口をかけだした。まるでむちゅうで、走って走って家にとびこむと、ろのそばにしりもちをついてしまった。きちがいのようにいも畑をかけてくるときコップの水がこぼれてしまったけれど、まだすこし残っていて、三滴の水を大いそぎでおじょうさんに飮ませてあげると、おじょうさんはすぐに口がきけて、まずジェミイのしんせつのお礼をいうことができた。
朝になっておじょうさんは紙とペンとインキをだしてもらって、ダブリンのお父さんに手紙を書いた。だが、その返事はこなかった。何度も手紙をだしても返事がないのだった。
おじょうさんはダブリンまで一しょに行ってくれとジェミイにたのんだが、ジェミイはダブリンまで馬車をやとうお金がなかった。