Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ジャックとまめのき

ジャックと豆の木

楠山 正雄

Leggi ジャックと豆の木 (ジャックとまめのき) di 楠山 正雄 (くすやままさお) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 8339 caratteri · 17 schermate

Aozora Bunko

そして、なんにもたべるものがないので、おなかのすいたまま、その晩ははやくから、ころんとねてしまいました。

そのあくる朝、ジャックは目をさまして、もう夜があけたのに、なんだかくらいなとおもって、ふと窓のそとをみました。するとどうでしょう、きのう庭になげすてた豆の種子から、芽が生えて、ひと晩のうちに、ふとい、じょうぶそうな豆の大木が、みあげるほどたかくのびて、それこそ庭いっぱい、うっそうとしげっているではありませんか。

びっくりしてとびおきて、すぐと庭へおりてみますと、どうして、たかいといって、豆の木は、それこそほうずのしれないたかさに、空の上までものびていました。つると葉とがからみあって、それは、空の中をどんとつきぬけて、まるで豆の木のはしごのように、しっかりと立っていました。

「あれをつたわって、てっぺんまでのぼって行ったら、ぜんたいどこまで行けるかしら。」

そうおもって、ジャックは、すぐとはしごをのぼりはじめました。だんだんのぼって行くうち、ジャックの家は、ずんずん、ずんずん、目の下でちいさくなって行きました。そしていつのまにかみえなくなってしまいました。