Classici giapponesi con furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
という句である。自分の恋しくおもう男、即ち夫の声が人なかにあってもはっきり聞こえてなつかしいというので、何でもないようだが短歌のような短い抒情詩の中に、こう自由にこの気持を詠み込むということはむつかしい事なのに、万葉では平然として成し遂げている。
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さ寝かにば誰とも宿めど沖つ藻の靡きし君が言待つ吾を 〔巻十一・二七八二〕 作者不詳
おれと一しょに寝ね兼ねるというのなら、おれは誰とでも寝よう。併し一旦おれに靡き寄ったお前のことだから、お前の決心を待っていよう、もう一度思案して、おれと一しょに寝ないかというので、男が女にむかっていうように解釈した。そうすれば「君」は女のことで、今の口語なら、「お前」ぐらいになる。この歌もなかなか複雑している内容だが、それを事も無げに詠み了せているのは、大体そのころの男女の会話に近いものであったためでもあろうが、それにしても吾等にはこうは自由に詠みこなすことが出来ないのである。初句、「さ寝かにば」は、「さ寝兼ねば」で、寝ることが出来ないならばである。結句の「吾を」の「を」は「よ」に通う詠歎の助詞である。