Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate

Aozora Bunko

「葦べゆく鴨の羽交に霜ふりて寒き夕は大和しおもほゆ」(巻一・六四)という志貴皇子の御歌に似ている。

○

東歌の選鈔は大体右の如くであるが、東歌はなお特殊なものは幾つかあり、秀歌という程でなくとも、注意すべきものだから次に記し置くのである。

さ寝らくはたまの緒ばかり恋ふらくは富士の高嶺の鳴沢の如 (巻十四・三三五八)

足柄の土肥の河内に出づる湯の世にもたよらに児ろが言はなくに (同・三三六八)

入間道の大家が原のいはゐづら引かばぬるぬる吾にな絶えそね (同・三三七八)

我背子を何どかもいはむ武蔵野のうけらが花の時無きものを (同・三三七九)

筑波嶺にかが鳴く鷲の音のみをか鳴き渡りなむ逢ふとは無しに (同・三三九〇)

小筑波の嶺ろに月立し逢ひだ夜は多なりぬをまた寝てむかも (同・三三九五)

伊香保ろの傍の榛原ねもころに奥をな兼ねそまさかし善かば (同・三四一〇)

上毛野伊奈良の沼の大藺草よそに見しよは今こそまされ (同・三四一七)

薪樵る鎌倉山の木垂る木をまつと汝が言はば恋ひつつやあらむ (同・三四三三)

うらも無く我が行く道に青柳の張りて立てればもの思ひ出つも (同・三四四三)