Classici giapponesi con furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
そして此程度の歌ならば、他の巻には幾らもあると思うが、当時既に古歌として取扱った歌として、また、第二句「海にいでたる」の句の穉拙愛すべき特色とを以て選出して置いた。
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百船の泊つる対馬の浅茅山時雨の雨にもみだひにけり 〔巻十五・三六九七〕 新羅使
新羅使の一行が、対馬の浅茅浦に碇泊した時、順風を得ずして五日間逗留した。諸人の中で慟いて作歌した三首中の一つである。浅茅浦は今俗に大口浦といっている。モミヅは其頃多行四段にも活用し其をまた波行に活用せしめた。「もみだひにけり」は時間的経過をも含ませている。歌は平凡で取立てていうほどではないが、実際に当って作ったという争われぬ強みがあるので、読後身に沁むのである。
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天離る鄙にも月は照れれども妹ぞ遠くは別れ来にける 〔巻十五・三六九八〕 新羅使
前の歌の続きであるが、五日滞在のうちには時雨も晴れて月の照った夜もあったのであろう。「鄙にも月は照れれども」という句に哀韻があるのは、都の月光という相対的な感じもあり、いつのまにか秋になった感じもあり、都の月光と相愛の妻との関係などもあって、そういう哀韻を伴うのであろうか。