Classici giapponesi con furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
巻第一
総釈………楽浪書院版「万葉集総釈」
巻第一
○
たまきはる宇智の大野に馬並めて朝踏ますらむその草深野 〔巻一・四〕 中皇命
舒明天皇が、宇智野、即ち大和宇智郡の野(今の五条町の南、阪合部村)に遊猟したもうた時、中皇命が間人連老をして献らしめた長歌の反歌である。中皇命は未詳だが、賀茂真淵は荷田春満の説に拠り、「皇」の下に「女」を補って、「中皇女命」と訓み、舒明天皇の皇女で、のち、孝徳天皇の后に立ちたもうた間人皇后だとし、喜田博士は皇后で後天皇になられた御方だとしたから、此処では皇極(斉明)天皇に当らせられる。即ち前説に拠れば舒明の皇女、後説に拠れば舒明の皇后ということになる。間人連老は孝徳天皇紀白雉五年二月遣唐使の判官に「間人連老」とあるその人であろう。次に作者は中皇命か間人連老か両説あるが、これは中皇命の御歌であろう。縦しんば間人連老の作という仮定をゆるすとしても中皇命の御心を以て作ったということになる。間人連老の作だとする説は、題詞に「御歌」となくしてただ「歌」とあるがためだというのであるが、これは編輯当時既に「御」を脱していたのであろう。