Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.279 caratteri · 238 schermate
中年 何俵だ?
百姓 十二三俵も有るづら。
中年 へえ、すると、此処の、みんな出すのか?
百姓 みんな出しちゃ、そっちで困るかえ?
中年 こっちは困るだんじゃ無え。ばさまの内で困るべえ?
百姓 あに、オサキの畑で五六俵取れるから、此処のは内じゃ当てにして無え。
中年 へっ! なんせ、俺達あ、もうかなわねえよう! 好きなように勝手にさっし! へえ、とんだばさまだあ!(良いキゲンでわめき散らしながら、小走りに消える)
百姓 ハハハ……(手を動かすのはやめない)んでも、へえ、感心なもんだあ、……ああして忙しい中を駆けずり廻って村の世話あ焼いてる。……あねえな仁が居るから、この辺も何とか、かんとか、へえ、やって行けらあ。もとは、あれでも農学校途中まであがった仁でやすがね(と青年に)へたに学校なんぞにあがると、こんで、地百姓なんぞになりたがらねえもんだが、あの仁だけは、へえ、いつの間にか良え百姓になりやした。……なかなか出来るこんで無え。ふむ……(首を振り振り、麦こき)へえ、まだ湯はわかねえかや?
女 うん、もうチョット……(しきりとヤカンの下に小枝をくべる)
青年 やあ、水でもいいのに。