Classici giapponesi con furigana
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おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.279 caratteri · 238 schermate
百姓 うんにゃ、此の辺の水は山水だからなし、馴れねえ衆が飲むと、腹あ下す。……(片手で眼の上にひさしをして空を迎ぎ)ええと、もう一刈り刈って、それを落して、叩いてしまえば、先ず今日はおしめえかな(又、ニッコリとこきはじめながら)シゲ、お前は、なんだ?
女 ……おばさんにチョックラ逢いたくなって――
百姓 なんの話だ? 言え。
女 うん……(青年をはばかって言いよどんでいる)……
百姓 戦地から手紙あ、来るだか? 元気でやっているかえ、源太郎?
女 へえ、こないだ手紙来やした。……元気だって。……
百姓 そうか。
女 ……甲州の慎太郎兄さんとこ、慎市ちゃん、試験、どうしやした?
百姓 さあなあ。なんせ、あの嫁あ険のん性でなあ。俺がそう言ってやって、受けさせるだけは受けさせたようだが、へえ、どうしただか。
女 そうでやすか……
百姓 ……すると、なにか、そんじゃ、お前が岩村田から実家に戻っているのは、源太郎知ってるだな?
女 へえ……だども、今度――
百姓 ……なんとした?(と言いながらも千歯にかかっているので、別に話を追求すると言う風でも無い。青年は、若い女が自分をはばかって話しにくいらしいのを見てとって、ユックリ立上って、小便でもしに行く風に上手へ歩き出す)……おっかあ、その後、あんべえはどうだや?