Classici giapponesi con furigana
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おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.279 caratteri · 238 schermate
三好 さあ。僕も詳しい事は知らんがね、家の相続問題でゴタゴタしているとか言ってた。あの人の上に兄さんが一人居てね、二人兄妹だが、その兄きと言うのが、なんでも妾腹の子だ。そいで、家の後しき〔跡式〕をその兄にやらせるか、登美君にゆずって婿を取るかと言うんで家ん中がムチャクチャにこぐらかってるらしい。なまじっか小金の有る家によくあるやつさ。そいで、やっこさん、家ん中がいやになったんだなあ。つまり、だから、結婚問題もからんでいるわけだろう。
轟 じゃ、その婿があの人と財産を一挙に手に入れると言うわけですね。もったい無いなあ。いずれ、じゃ、その相手を嫌って――?
三好 嫌ってるんじゃ無いらしいね。おかしいと言うんだ。
轟 おかしい?
三好 近頃の若い男なぞ、大概、ああ言った、女には、おかしく見えるんじゃないかね。なんしろ見合いをしていても、おかしくて笑いが止まらないそうだ。その癖、見合いと言う形式そのものを馬鹿にしてるんでも無い。
轟 変っているなあ。
三好 変っているかねえ? ……もっとも、今出征している男友達に好きなのが一人居るらしいが、それの帰って来るのを待っていると言うんでも無いらしい。