Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ちゅうせいのぶんがくでんとう
中世の文学伝統
風巻 景次郎
Leggi 中世の文学伝統 (ちゅうせいのぶんがくでんとう) di 風巻 景次郎 (かざまきけいじろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 115.977 caratteri · 230 schermate
勿論今からそれを厳密に区別だてることは、むつかしいことではあるが、詞書によって、題詠でないらしい歌、つまり題を与えられて、それによって作文の稽古のように無理にまとめたのではないらしい歌を漁って見る。
今よりは涼しくなりぬひぐらしのなく山かげの秋のゆふかぜ
蝉のなくをききて
吹く風は涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり
庭の萩わづかに残れるを月さしいでて後見るに散りわ
たるにや見えざりしかばよめる
萩の花くれぐれまでもありつるが月いでて見るになきがはかなき
夕べのこころをよめる
たそがれにもの思ひをればわが宿の荻の葉そよぎ秋風ぞふく
われのみやわびしとは思ふ花すすきほにいづる宿の秋の夕暮
秋の夕べによめる
大方にもの思ふとしもなかりけりただ吾がための秋の夕ぐれ
八月十五夜のこころを
ひさかたの月の光し清ければ秋のなかばをそらに知るかな
雨のふれるに庭の菊をみて
露を重みまがきの菊のほしもあへず晴るれば曇る村雨の空
初冬の歌の中に
木の葉ちり秋もくれにし片岡のさびしき森に冬はきにけり
夕月夜沢べにたてるあしたづの鳴くね悲しき冬はきにけり
夜ふけて月をみてよめる
さよふけて雲間の月の影みれば袖に知られぬ霜ぞおきける