Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Leggi 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 179.458 caratteri · 363 schermate

Aozora Bunko

見たと答えると、その蛇に逢いながら無事であったのは怪しいというので、書生はひとまず獄屋につながれた。結局、彼も妖妄の徒であると認められて、死刑におこなわれることになった。書生は心中大いに憤った。

「担生の奴め。おれは貴様を養ってやったのに、かえっておれを死地におとしいれるとは何たることだ」

蛇はその夜、県城を攻め落して一面の湖とした。唯その獄屋だけには水が浸さなかったので、書生は幸いに死をまぬかれた。

天宝の末年に独孤暹という者があって、その舅は范県の県令となっていた。三月三日、家内の者どもと湖水に舟を浮かべていると、子細もなしに舟は俄かに顛覆して、家内大勢がほとんど溺死しそうになった。(同上)

板橋三娘子

州の西に板橋店というのがあった。店の姐さんは三娘子といい、どこから来たのか知らないが、三十歳あまりの独り者で、ほかには身内もなく、奉公人もなかった。家は幾間かに作られていて、食い物を売るのが商売であった。

そんな店に似合わず、家は甚だ富裕であるらしく、驢馬のたぐいを多く飼っていて、往来の役人や旅びとの車に故障を生じた場合には、それを牽く馬匹を廉く売ってやるので、世間でも感心な女だと褒めていた。