Classici giapponesi con furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Leggi 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 179.458 caratteri · 363 schermate
それを黙って聴きながら、鉄は爆薬に火を移して投げ付けると、凄まじい爆音と共に火薬が破裂したので、狐らはおどろいて逃げ散るはずみに、我から網にかかるものが多かった。鉄は斧をもって片端から撲り殺した。(同上)
兄の折檻
王という役人は大定年中に死んだ。その末の弟の王確というのは大酒飲みの乱暴で、亡き兄の妻や幼な児をさんざんに苦しめるのであるが、どうにも抑え付けようがないので、一家は我慢に我慢して日を送っていた。
そういう苦労がつづいたために、妻はとうとう病いの床に就くようになった。ある夜のことである。夜も更けて、ともしびも消えたとき、暗いなかで何やら衣摺れのような音が低くきこえた。やがてまた、そこらの双陸や棋石に触れるような響きがして、誰か幽かな溜め息をついているようにも聞かれた。
それが亡き夫の霊で、乱暴者の弟が勝負事にふけるのを嘆息しているのではないかとも思われたので、彼女は泣いて訴えた。
「末の叔父さんには困り切ります。さりとてお上で罰して下さるというわけにも行かず、このままにしていたら私たち母子はどうなるか判りません」
それから五、六日を過ぎないうちに、王確は酔って襄という所へ出かけた。