Classici giapponesi con furigana
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にせんねんせんそう
二、〇〇〇年戦争
海野 十三
Leggi 二、〇〇〇年戦争 (にせんねんせんそう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 34.367 caratteri · 69 schermate
それは、第一岬要塞の戦闘がすんで、アカグマ国軍が敗退したとき要塞の上高く掲げられた敵軍の旗と同じマークのものであった。
一体この不思議なる軍隊は、何国に属しているのであろうか。
彼等は、毒瓦斯たちこめる原頭に立って、いささかもひるむところなく、例の大きな機械の組立を急いだ。
その機械は、間もなく組立てられ終ったものの如くであった。何が始まるか、この機械によって?
そのとき、きーんと高い音をたてて、機械の軸が廻りだした。その軸は、見る見るうちに地中深く伸びていった。この真下には、マイカ地下大要塞の心臓に相当する大発電所があるのであった。その発電所目懸けて、この怪しい長軸は、ぐんぐん伸びていくのであった。
ラック大将が、このおどろくべき事態に気がついたときは、例の長軸は、発電所の天井を、もう一息で刺し貫きそうなところまで迫っていたのである。
「た、たいへん。マイカ大要塞の、あらゆる動力が停止するぞ。交通も通信も換気も、戦闘も一切が停っちまうぞ! こんな莫迦げた話があるだろうか」
ラック大将は、恥も外聞も忘れて、大声で怒鳴りつつ部屋中を歩きまわった。
「そうだ、媾話だ。