Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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にさんのさんめいについて

二、三の山名について

木暮 理太郎

Leggi 二、三の山名について (にさんのさんめいについて) di 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 28.599 caratteri · 57 schermate

Aozora Bunko

筑波山

とありて、此上仙が後に神野親王と生れ、帝位に即いて嵯峨天皇となったと、其他の種々の怪事と共に記されている、妄誕もとより信ずるに足らない。けれどもこの灼然は横峰寺を開いた石仙聖人と同人で、石鎚山の開拓者であることは疑いない。『霊異記』に拠ると聖武天皇頃の人であるから、この山の開けたのも古いことが知られる。

イハツチのツチはツツと同じく南洋系語のチュチ(※(キャロン付きC、1-10-29)u※(キャロン付きC小文字、1-10-44)i)で長老を意味し、転じて首長とか頭目とかいうことに用いられ、イカツチ(雷)カグツチ(火の神)タケミカツチ(武甕槌)シホツチ(船長)ナツチ(地酋)等が其の例である。岩山の魁たるものという意味でイハツチと呼ばれた、それは勿論頂上附近の露岩から導かれたものに相違ないであろう。

筑波山

筑波山は関東の名山である、恐らく東国の人で其名を知らぬ人はあるまい。殊に雪の富士紫の筑波は江戸の詩人墨客が好んで吟咏の題目としたのみならず、遠く万葉の昔から此二山は相並んで東国では最も多く歌材とされていた。『万葉集』巻九に高橋虫麿が筑波山に登って作った長歌が三首掲げてある、其中で検税使大伴卿に従って登った時の作は