Classici giapponesi con furigana
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
Leggi 井上円了・世界旅行記 (おうべいかっこく せいきょうにっき) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 260.015 caratteri · 519 schermate
太陽は支那海に沈み、船は呂宋湾に停泊した。月に向かっては佳い詩句を思いめぐらし、雲をへだててはるかな故郷の山を望む。群れたつ山々が時には見えかくれし、これこそがすべて南蛮の地であると知ったのである。)
三、濠洲行
客中春変レ夏、侵レ暑向二濠東一、孤島黄梅雨、遠洋赤道風、暮潮来漲レ碧、斜照散流レ紅、舟過珊瑚海、南山気象雄。
(三、豪州行 旅するうちに春から夏にかわり、暑熱をおかして豪州の東に向かう。孤島の黄梅に雨がふり、遠く洋上の赤道に風が吹く。夕暮れの潮はみどりにいろどられ、斜めさす陽光は紅色を流すようだ。舟は珊瑚海をすぎ、南の山の気象にはひいでたものがある。)
四、濠洲客中
濠洲山海闊、六域自相分、一島千湾雨、五州万壑雲、天寒人跡少、風戦葉声聞、客裏秋将レ晩、荒庭菊独芬。
(四、豪州客中 豪州の山も海も大きくひろい、六地域はおのずとわかれる。島の多くの湾に雨がふり、五州の多くの谷間に雲が湧く。寒ざむとした空のもとに人跡もまれに、風はおののき木の葉のふれる音が聞こえる。旅中の身に秋はくれようとし、荒れた庭に菊だけがかおっている。)
五、南阿行
去レ濠向二何処一、前路白雲封、竺海四時夏、阿山六月冬、狂風吹不レ歇、激浪怒相衝、認レ港舟将レ入、依然喜望峰。