Classici giapponesi con furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Leggi 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 73.016 caratteri · 144 schermate
一度は立派な官位にありつきたいとも思った。また一度はもう世の中が厭になって仏に仕えたいとも思った。が、そのいずれも果たさず、風雲花鳥即ち自然界の趣味に心を牽かれてそれを俳諧にすることを好んだところから、それがやがて衣食のたずきともなり、しょうことなしにこの一筋即ち俳句の道に繋っている、というのである。この時の芭蕉の心持を推しはかるに、それは現在の自分の境遇が一番優れた境遇とも思っていやしないし、また仕官懸命の地位、仏籬祖室に身を置くことが必ずしも勝れた境遇とも考えてはいやしなかった。目に見ゆるものそのままが成仏の姿で、人間の職業などに何の甲乙があろう。それもよく彼もよい。今の自分の境遇を一番いいとも思わぬがまた悪いとも思わぬ。現在としてはやはり現在の境遇に安心して、他に何も求むるところはないような自由な境地に住していたのである。古池の句によって芭蕉は已に最初の悟りに入ったのであるが、言う事、為すことが凡てそのまま心にかなって悟りの奥に達したのはこの頃であろうと思う。「奥羽行脚」から引続いて、幻住庵時代の芭蕉は最も研究に値するものがある。
年暮れぬ笠著て草鞋はきながら 芭蕉