Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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はいくはかくかいしかくあじわう

俳句はかく解しかく味う

高浜 虚子

Leggi 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 73.016 caratteri · 144 schermate

Aozora Bunko

短夜に敵のうしろを通りけり    几董

几董は前にもちょいちょいといったように蕪村の高弟であって、天明作家中五指の中に在るべき人である。その句柄は蕪村に似ているところも固よりあるが、どちらかといえば太祇に学んだ所が多いようだ。召波が蕪村に似ているように几董は太祇に似ているのである。短夜というのは夏の夜の事で、日が長くなって最も夜の短くなるのは夏であるから、短夜というとすぐ夏の夜の事になる。さてまた単に短夜といっただけで、その意味は三通りになる。一つは夜涼みなどをして終に人の寝る位までの間、即ち夕暮から十時乃至十二時位までの間をいうので、次はどことなく白みかけて早や明けかけたという時分、即ち三時から四、五時頃の間、彼の「明け易」というのはこの場合である。次はまたそういう一部分をいうのでなく、短夜全体をいうので、日が暮れてから明けるまですっかりいう場合である。短夜という字の本義からいえば、この最後のが一番普通なわけであるが、しかし我らの実際感じるのは起きている場合のみであるから、短夜を咏じた俳句のうちには、はじめと中との場合が多い。即ち宵と暁との場合が多い。