Classici giapponesi con furigana
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とうせいかつしゃ
党生活者
小林 多喜二
Leggi 党生活者 (とうせいかつしゃ) di 小林 多喜二 (こばやしたきじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 65.537 caratteri · 130 schermate
ところがモウ一人は次の年の四・一六で四年やられた。三・一五の奴が出てきて、昨年の一二月又やられ、三年になった。そいつは四・一六の奴の出てくるのを楽しみにしていたんだ。それで監獄に入るときに曰くさ、俺とあいつはどうも永久にこうやって入りくりになって会えないらしい、だが結構なことだって……!」
そして、「これは俺の最後の切抜帳かな?」と自分で云った。
私と伊藤は――思わず噴き出した。が、泣かされるときのように私の顔は強わばった。
「どんなことがあったって、こゝの組織さえがッちりと残っていれば、闘争は根をもって続けられて行くんだから、君だけはつかまらないようにしてくれ。――君がつかまったら、俺のしたことまでもフイで、犬死になるんだからな!」
と、須山が云った。
私たちは今日の決定通りに準備をすゝめ、二十六日の夜モウ一度会うことにして、
「じア……」と立ち上がった。そのとき私と須山はそんなことをしようとは考えてもいなかったのに、部屋の真ん中に突ッ立ったまゝ両方から力をこめて手を握り合っていた。
フト須山は子供のようにテレて、
「何んだ、佐々木の手は小ッちゃいな!」