Classici giapponesi con furigana
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とうせいかつしゃ
党生活者
小林 多喜二
Leggi 党生活者 (とうせいかつしゃ) di 小林 多喜二 (こばやしたきじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 65.537 caratteri · 130 schermate
これはいけないと思った。ものを持っているので、今日の会合をどうしようかと思った。そう思いながら、まだ決まらず歩いていると、交番のところにも巡査が二三人立っていて、驚いたことには顎紐をかけている。途中から引ッ返えすことはまずかったが、仕方なかった。私は一寸歩き澱んだ。すると、交番の一人がこっちを見たらしい、そして私の方へ歩いて来るような気配を見せた。――私は突嗟に、少しウロ/\した様子をし、それから帽子に手をやって、「S町にはこっちでしょうか――それとも……」
と、訊いた。
巡査は私の様子をイヤな眼で一わたり見た。
「S町はこっちだ。」
「ハ、どうも有難う御座います。」
私はその方へ歩き出した。少し行ってから何気なく振りかえってみると、私を注意した巡査は後向きになり、二人と何か話していた。畜生め! と思った。そして私は懐の上から「ハタ」や「パンフレット」をたたいた。「口惜しいだろう、五十円貰い損いして!」
私は万一のことを思い、とう/\家へ帰ってきた。次の朝新聞を見ると、人殺しがあったのだった。私たちはよく別な事件のために側杖を食った。が、彼奴等はえてそんな事件を口実にして、「赤狩り」