Classici giapponesi con furigana
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やさかにのまがたまこう
八坂瓊之曲玉考
喜田 貞吉
Leggi 八坂瓊之曲玉考 (やさかにのまがたまこう) di 喜田 貞吉 (きたさだきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.858 caratteri · 26 schermate
六 八坂瓊之曲玉という名称
要するに曲玉とは、けだしもと緒を孔に通して綴った連珠の名で、個々の曲れる玉の称ではなかった。したがって古くその玉に「勾玉」の文字を当てた場合はあったとしても、それが常に果してマガタマと読まれたか否かは明かでないといわねばならぬ。
六 八坂瓊之曲玉という名称
タマといいマガタマという、ともに緒を貫きて綴った一連の佩玉であるとすれば、すでにそれをタマと呼ぶ以上、さらに別にマガタマなる称を生ずるに至った理由いかに。またそのマガタマの語の有する意義いかん。さらにこれを八坂瓊之曲玉、なお詳しくは八坂瓊之五百箇御統之曲玉などと称する理由いかん等の諸問題を解して、本篇を終ることにする。
案ずるに、マガタマ詳しくはマガリタマで、緒に通した連珠の自由に曲る形から得た名であると解せられる。すなわち撓むの意義からタマの名が起ったと解したのと全然同一の理由で、撓むことがすなわち曲ることなのである。しかしてそのマガリタマという語の用例について、余輩は「曲り餅」なるものの形と、名とを提供してみたいと思う。
曲り餅とは紐のごとく細長く作った餅で、古えは普通に世人の食用に供したものであったらしいが、後世では特にある神社に限ってこれを供え、あるいは特殊の場合にのみこれが作られる例になったようである。