Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 251.906 caratteri · 495 schermate
支那でも明の劉若愚の『四朝宮史酌中志』一九に内臣が好んで不腆の物を食うを序して、〈また羊白腰とはすなわち外腎卵なり、白牡馬の卵に至りてもっとも珍奇と為す、竜卵という〉。『笑林広記』に孕んだ子の男女いずれと卜者に問うに、〈卜し訖りて手を拱いて曰く、恭喜すこれ個の卵を夾むもの、その人甚だ喜び、いわく男子たること疑いなし、産するに及びてかえってこれ一女なり、因って往きてこれを咎む、卜者曰く、これ男に卵あり、これ女これを夾む、卵を夾む物あるは女子にあらずして何ぞ〉。睾丸を卵と呼んだのだ。グベルナチス伯曰く、古ローマ人の迷信に牝鶏が卵を伏せ居る最中に雷鳴すれば、その卵敗れて孵らずと、プリニウス説にこれを防ぐには卵の下草の下に鉄釘一本、または犁のサキで済い揚げた土を置けば敗れずと、コルメラは月桂の小枝とニンニクの根と鉄釘を置けと言った。これ電を鉄製の武器とし、また落雷の際、硫黄の臭あるより、似た物は似た物で防ぐてふ考えから、釘と硫黄に似た臭ある枝や根で防ぎ得としたのだ。今もシシリーでは牝鶏が卵を伏せ居る巣の底へ釘一本置きて、未生の雛に害あるすべての騒々しい音を、釘が呼び集め吸収すると信ず。