Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

Leggi 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 251.906 caratteri · 495 schermate

Aozora Bunko

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これを追うと犬巻物を落す。その人拾いにゆく間に鶏来って足で掻き散らし、字が読めなくなった。神書に触れたもの故とあって、カレン人は鶏の足を尊べど、その身を食うを何とも思わぬ。戸の上また寝床の上に鶏足を置いて、土中と空中に棲む悪鬼シンナを辟くと(一八五〇年シンガポール発行『印度群島および東亜雑誌』四巻八号四一五頁、ロー氏説)、支那では蒼頡が鳥の足跡を見て文字を創めたというに、この民は神が書いた字を鶏が足で掻き消したと説くのだ。

(大正十年三月、『太陽』二七ノ三)

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前項に書いたほかにまだまだ弥勒と僭称した乱賊の記事がある。『松屋筆記』六五に『二十二史箚記』三十巻、元の順帝の至正十一年、〈韓山の童倡えて言う、天下大いに乱れ、弥勒仏下生すと、江淮の愚民多くこれを信ず、果して寇賊蜂起し、ついに国亡ぶるに至る、しかるにこの謡は至正中より起るにあらざるなり、順帝の至元三年、汝寧より獲るところの捧胡を献ず、弥勒仏小旗、紫金印の量天尺あり、而して泰定帝の時、また先に息州の民趙丑斯、郭菩薩等あり、謡言を倡え、弥勒仏まさに天下を有つべしという、有司以て聞す、河南行省に命じてこれを鞫治せしむ、これ弥勒仏の謡すでに久しく民間に播くなり、けだし乱の初めて起る、その根株を抜かず、ついに蔓延して救うべからざるに至る、皆法令緩弛の致すところ