Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 251.906 caratteri · 495 schermate
概説
その文を見ると、『管子』に見えた禹建鼓を朝に立て、訊望に備えたを倣うたらしい。久米博士の『日本古代史』八四一頁に、この鐘匱は新令実施が良民資産に直接の関係あるを以て、国司等の専断収賂あるを慮りこれを察知せんため一時権宜に設けられたるなり、古書の諫鼓、誹謗木など形式的の物と看做すは大なる誤解なりとあれど、古支那の諫鼓、撃鐘が冤を訴うるに実用あったは、当時支那に遊んで目撃した外人の留書で判る事上述のごとく、決して形式的でなかった。
概説
鶏、和名カケ、またクダカケ、これは百済鶏の略でもと百済より渡った故の名か。かかる類い高麗錦、新羅斧など『万葉集』中いと多し(『北辺随筆』)、カケは催馬楽の酒殿の歌、にわとりはかけろと鳴きぬなりとあるカケロの略で(『円珠庵雑記』)、梵語でクックタ(牝鶏はクックチー)、マラガシーでコホ、新ジォールジァ等でココロユ、ヨーク公島でカレケ、バンクス島でココク(コドリングトンの『メラネシア語篇』四四頁、『ゼ・メラネシアンス』一八頁)等と均しく、その鳴き声を名としたのだ。漢名鶏というも鶏は稽なり、能く時を稽うる故名づくと徐鉉は説いたが、グリンムの童話集に、鶏声ケケリキとあったり、ニフィオレ島等で鶏をキオ、マランタ島等でクアと呼んだりするから推すと、やはりその声に因って鶏(キー)と称えたのだ