Classici giapponesi con furigana
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ことうじのかち
古陶磁の価値
北大路 魯山人
Leggi 古陶磁の価値 (ことうじのかち) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9187 caratteri · 18 schermate
これはだいたいにおいて芸術的と職工的のお話でありますが、古陶磁の話に戻りまして古陶磁のごとき尊いもの、値段の高いものは、それはなぜそんなに値段が高くなるかといいますと、これは芸術的生命が多いから、古陶は平均して高い。陶器、専門的に磁器というのでありますが、青磁があります。青磁は平均して高いのでありますが、この青磁がなぜ高いかと申しますと、これが出来た年代が宋の時代でありますから、日本の鎌倉時代です。鎌倉時代の作品と申しますとみなさん御承知の文芸の生まれている時代でありますから、なにかにつけこれは鎌倉時代とよくいうように、工芸あるいは絵画としてなかなか尊重に足るものが生まれているのであります。御承知の通りに兼好法師にいわせますと、あの時すでに来世になっておりますが、今から考えますと兼好法師の末世はとても尊い時代であります。それで日本でいえば鎌倉時代に青磁が生まれている。今日京都あたりで出来ますあるいは御承知の蘇山の青磁だとかいうのはなにを当てにそんなものを作るかと申しますと、中国の宋時代に出来た青磁を手本として作るのであります。碪青磁なんといっておりますのはすなわちそれであります。