Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

うもんとりものちょう

右門捕物帖(三)

佐々木 味津三

Leggi 右門捕物帖(三) (うもんとりものちょう) di 佐々木 味津三 (ささきみつぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 241.558 caratteri · 480 schermate

Aozora Bunko

思いもよらなかったことを、やにわにまくらもとから浴びせかけたのです。

「バカにしてらあ。六人はね、そろいもそろって大年増ですよ」

「へえ。年増とね。眼がちっと狂ったかな。年増もいろいろあるが、おおよそいくつぐらいだよ。三十五、六か」

「ところが大違い。五十九歳を若頭にね、六十一、六十三、六十八、七十、七十三と、しわから顔がのぞいているようなべっぴんばかりですよ」

「ウフフ。あっはは。参ったね。歯の抜けた年増たア、みごとに一本参ったよ。洗ってきたのはそれっきりかい」

「どうつかまつりまして、いかにもくやしかったからね。事のついでにと思って、一真寺のお残り地蔵のほうも、六人ともにかたっぱし施主の身がらを洗ってみたんだがね。やっぱり……」

「しわ入りのべっぴんかい」

「そのとおり。しかも、金はあるんだ。いろけはねえがね、十二人とも福々の隠居ばかりなんですよ」

「…………」

「どうしたんです! 急にふいっと黙っておしまいなすったが、何かお気に入らんですかい」

「ウッフフ。二本めの道も、またもののみごとに止まったかなと思っているんだよ」

「へ……?」

「裏街道も行き止まりになったというのさ。