Classici giapponesi con furigana
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(二)
佐々木 味津三
Leggi 右門捕物帖(二) (うもんとりものちょう) di 佐々木 味津三 (ささきみつぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 221.941 caratteri · 435 schermate
まことご存じよりがござりませねば、詳しゅう申し上げいではなりませぬが、実はこうでござります。わたくしめは、いかにもだんなさまが先ほど仰せられましたように、この月初めから奥山の娘かるわざ師一座に仲間して、つたない手裏剣打ちをお目にかけておりまする芸人でござりまするが、つい半刻ほどまえでござりました。いつものように舞台を済まして、なにげなく楽屋へ帰ってまいりますと、ひどう皆さまがお騒ぎでござりましたゆえ、なんじゃと申して尋ねましたら、座元の女親方が、胸先を匕首でえぐられまして、お殺されなさったとこういうのでござりまするよ。それも、わたしの姉が下手人じゃと、みなさま一様に申されましたのでな、ぎょうてんいたしましてよくよく尋ねましたら、いったいどうしたことでござりますやら、お殺されなさった親方さまが、わたしの姉の着ておりました衣装の片そでを食いちぎって死んでおりましたゆえ、それが何より動かぬ下手人の証拠じゃと申しまして、その場からお引っ立てなさりましたと聞きましたゆえ、このとおり舞台姿のままで、すぐさま取り返しに追うてまいったのでござります」
「ほほうのう。