Classici giapponesi con furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Leggi 吉田松陰 (よしだしょういん) di 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 135.622 caratteri · 269 schermate
第十七 松陰とマヂニー
一、同志諸友の内、小田村、中谷、久保、久坂、子遠兄弟らの事、鮎沢、堀江、長谷川、小林、勝野らへ告知し置きぬ。村塾の事、須佐、阿月らの事も告げ置けり。飯田、尾寺、高杉及び利輔の事も諸人に告げ置きしなり。これみな吾が苟くもこれをなすに非ず。
かきつけ終りて後
心なることの種々かき置きぬ思い残せしことなかりけり〔安心〕
呼だしの声まつ外に今の世に待つべき事の無かりけるかな〔静寂〕
討たれたるわれをあわれと見ん人はきみを崇めて夷払えよ〔尊王攘夷〕
愚かなる吾をも友とめず人はわがとも友とめでよ人びと〔汝ら相い愛せよ〕
七たびも生かえりつつ夷をぞ攘わんこころ吾れ忘れめや〔七たび生れて賊を滅ぼす〕
十月二十六日黄昏書す二十一回猛士
第十七 松陰とマヂニー
松陰の最後に伴うて、その始終を回看すれば、あたかもマヂニーその人を想見せずんばあらず。何となれば彼らは、その時代において相近く、境遇において相均しく、性行において相類し、人物において相似、運動において相同じく、概言すれば、松陰は畢竟、小マヂニーというも不可なければなり。吾人は敢て小マヂニーという。何となれば、彼は到底その人物の点において、その事業の点において、またその理想の点において、品性の点において、マヂニーに髣髴して、さらにマヂニーの百尺竿頭及ぶべからざるものあればなり。