Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
茂「へい八王子の千人同心だと申す事でございますが、家が死絶えて、今では縁の伯母が一人あるばかりだと申すことでございますが、私は大横町まで送って帰りましたから、先の家は存じません」
奉「其の方の外に一緒にまいった者は無いか」
茂「はい、誰も一緒にまいった者はございません」
奉「黙れ、其の方は上に対し偽りを申すな、幸兵衛も同道いたしたであろう」
茂「へい/\誠にどうも、宅からは誰も外にまいった者はござりませんが、へい、アノ五宿へ泊りました時、幸兵衛が先へまいって居りまして、それから一緒にヘイ、つい古い事で忘れまして、まことにどうも恐入りました事で」
奉「フム、左様であろう、して、柳は幾日に出て幾日に帰宅をいたしたか存じて居ろう」
茂「へい左様……正月二十八日に出まして、あのう二月の二十日頃に帰りましたと存じます」
奉「それに相違ないか」
茂「相違ございません」
奉「確と左様か」
茂「決して偽りは申上げません」
奉「然らば追って呼出すまで、茂二作夫婦とも旅行は相成らんぞ、町役人共左様に心得ませい……立ちませい」
是にて此の日のお調べは済みました。