Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
長「塩梅がわるかったのだから仕方がねえ」
兼「左様だろうけれども、一体が桐の糸柾という顔立だ、綺麗ばかりで面白味が無え、旦那の方は立派で気が利いてるから、桑の白質まじりというのだ」
長「巧く見立てたなア」
兼「兄いも己が見立てた」
長「何と」
兼「兄いは杉の粗理だなア」
長「何故」
兼「何故って厭味なしでさっぱりしていて、長く付合うほど好くなるからさ」
長「そんなら兼、手前は檜の生節かな」
兼「有難え、幅があって匂いが好いというのか」
長「いゝや、時々ポンと抜けることがあるというのよ」
兼「人を馬鹿にするなア、毎でもしめえにア其様な事だ、おやア折を置いて行ったぜ、平清のお土産とは気が利いてる、一杯飲めるぜ」
長「馬鹿アいうなよ、忘れて行ったのなら届けなけりゃアわりいよ」
兼「なに忘れてッたのじゃア無え、コウ見ねえ、魚肉の入ってる折にわざ/\熨斗が挿んであるから、進上というのに違いねえ、独身もので不自由というところを察して持って来たんだ、行届いた旦那だ………何が入ってるか」
長「コウよしねえ、取りに来ると困るからよ」
兼「心配しなさんな、そんな吝な旦那じゃア無え、もしか取りに来たら