Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
んだ」
と才槌を振り上げました。此の騒ぎを最前から黙って視て居りました清兵衞が、
清「恒マア待て、よしねえ、打棄っておけ」
と留めましたが、恒太郎はなか/\肯きません。
恒「それだッて此様に毀してしまっちゃア、明日鹿島さんへ納める事が出来ねえ」
清「まア己が言訳をするから宜いというに」
と叱りつけましたので、恒太郎、余儀なく手を放したから、お政も安心して長二を引起しながら、
政「何処も痛みはしないか、堪忍おしよ」
長「へい、有がとうがす」
と会釈をして坐り直す長二の顔を、清兵衛がジッと視まして、
清「これ長二手前能く吾の拵えた棚を毀したな、手前は大層上手になった、己の仕事に嘘があるとは感心だ、何処に嘘があるか手前の気の付いた所を一々其処で云って見ろ」
長「へい、云えというなら云いますが、此の広い江戸で清兵衞と云やア知らねえ者のねえ指物師の名人だが、それア二十年も前のことだ、もう六十を越して眼も利かなくなり、根気も脱けて、此の頃ア板削まで職人にさせるから、艶が無くなって何処となしに仕事が粗びて、見られた状アねえ、私が弟子に来た時分は釘一本他手にかけず、自分で夜延に削って、精神を入れて打ちなさったから百年経っても合口の放れッこは無かったが、今じゃア此のからッぺたの恒兄に削らせた