Classici giapponesi con furigana
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
Leggi 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 115.187 caratteri · 231 schermate
握力などは一分でためす事が出来候えども自分の忍耐力や文学上の力や強情の度合やなんかは、やれるだけやって見ないと自分で自分に見当のつかぬものに候。古来の人間は大概自己を充分に発揮する機会がなくて死んだろうと思われ候。惜しい事に候。機会は何でも避けないで、そのままに自分の力量を試験するのが一番かと存候。『坊ちゃん』を毎号御広告に相成るのは恐れ入りましたね。しかも『坊ちゃん』が下落して四十銭になるに至ってはいよいよ恐れ入りましたね。まだ大分残っていますか。
「猫」を英訳したものがあります。見てくれというて郵便で百ページばかりよこしました。難有い事であります。然し人間と生れた以上は「猫」などを飜訳するよりも自分のものを一頁でもかいた方が人間と生れた価値があるかと思います。小生は何をしても自分は自分流にするのが自分に対する義務でありかつ天と親とに対する義務だと思います。天と親がコンナ人間を生みつけた以上はコンナ人間で生きて居れという意味より外に解釈しようがない。コンナ人間以上にも以下にもどうする事も出来ないのを、強いてどうかしようと思うのは当然天の責任を自分が脊負って苦労するようなものだと思います。