Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
Leggi 塔上の奇術師/鉄人Q (とうじょうのきじゅつし) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 151.766 caratteri · 303 schermate
「あ、ぼくたちは、さっき、一つ目小僧の仮面をかぶって、おばけになったんだ。それをすっかり、わすれていた。」
小林君は、スッポリと、一つ目小僧の仮面を、ぬきとりました。ポケット小僧も、仮面をぬぎました。
すると、おお、ごらんなさい。無限のかなたまで、むらがっている一つ目小僧どもが、パッと人間の子どもにかわってしまったではありませんか。
みんな、同じような、顔をしています。
背の高いのと、背の低いのと、ひとりおきにならんで、それが何千人とかたまって、じっとこちらを、にらんでいるではありませんか。
あっ、なんだか見たような顔です。大きいやつも、小さいやつも、よく知っている顔です。
「なあんだ、そうだったのか。」
小林君が、安心したように、つぶやきました。
「アハハハ……、なあんだ、そうだったのか。アハハハ……。」
ポケット小僧も、同じことをいって笑いだしました。
「アハハハハ……。」
小林少年も、笑いだしました。
おばけの正体が、わかったからです。魔法のたねが、わかったからです。
すると、ふたりをとりまいている何千という少年が、同じように、大きな口をあけて、