Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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とうじょうのきじゅつし

塔上の奇術師/鉄人Q

江戸川 乱歩

Leggi 塔上の奇術師/鉄人Q (とうじょうのきじゅつし) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 151.766 caratteri · 303 schermate

Aozora Bunko

きみがわるいから、およしなさいといったのよ。でもおとうさまは、そんなお化けやしきなら、なおおもしろいとおっしゃって、へいきでお買いになったわ。

それから、工務所のだいくさんたちが、中をすっかりなおしたんですもの、あやしいやつがいるはずはないわ。おかあさまもわたしも、ちっとも、こわくなんか思わないのよ、お化けが出たら、おもしろいわ。」

それをきくと、スミ子ちゃんは、すっかり感心してしまいました。ヨシ子ちゃんはなんて強い子でしょう。この子なら少女探偵のなかまにいれてもいいと思いました。

「わたしね、名探偵明智小五郎のお弟子なのよ。」

スミ子ちゃんは、ふたりの友だちといっしょに、マユミさんのお弟子になったこと、明智探偵にも、いろいろおそわっていること、小林少年のことなどを、くわしく話してきかせました。

「まあ、すてき。わたし、明智先生は、まえからすきなのよ。そんけいしているわ。わたしも、お弟子になりたいわ。」

「じゃ、話してあげましょうか。マユミさんにおねがいすれば、きっと、いいっておっしゃるわ。ね、少女探偵のなかまにはいらない?」

「ええ、いれて。明智先生や、小林さんにあえるかと思うと、わたし、むねがどきどきするわ。