Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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たしんきょう

多神教

泉 鏡花

Leggi 多神教 (たしんきょう) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 17.787 caratteri · 36 schermate

Aozora Bunko

お沢 はい……

禰宜 何病じゃ。

お沢 はい、風邪を酷くこじらしました。

神職 (嘲笑う)はてな、風に釘を打てば何になる、はてな。

禰宜 はてな、はてな。

村人らも引入れられ、小首を傾くる状、しかつめらし。

仕丁 はあ、皆様、奴凧が引掛るでござりましょうで。

――揃って嘲り笑う。――

神職 出来た。――掛ると言えば、身たちも、事件に引掛りじゃ。人の一命にかかわる事、始末をせねば済まされない。……よくよく深く企んだと見えて――見い、その婦、胸も、膝も、ひらしゃらと……(お沢、いやが上にも身を細め、姿の乱れを引つくろい引つくろい、肩、袖、あわれに寂しく見ゆ)余りと言えば雪よりも白い胸、白い肌、白い膝と思うたれば、色もなるほど白々としたが、衣服の下に、一重か、小袖か、真白い衣を絡いいる。魔の女め、姿まで調えた。あれに(肱長く森を指す)形代を礫にして、釘を打った杉のあたりに、如何ような可汚しい可忌しい仕掛があろうも知れぬ。いや、御身たち、(村人と禰宜にいう)この婦を案内に引立てて、臨場裁断と申すのじゃ。怪しい品々かっぽじって来られい。証拠の上に、根から詮議をせねばならぬ。